「エイリアン3」1992年
凶悪かつ残虐な宇宙生物と、女性宇宙航海士リプリーとの戦いを描くSF映画のシリーズ第3作。
前作で終着したかに見えたリプリーとエイリアンとの死闘は、新たな幕を開ける。
今作が初監督映画となるディビッド・フィンチャーのクールな世界観や、坊主頭のシガニー・ウィーバーの体を張った熱演は見もの。
作品紹介・キャスト
【ストーリー】
睡眠カプセルの中で眠っているリプリー(シガニー・ウィーヴァー)たちを乗せた非常救命艇EEVは、突然の事故発生とともに惑星フィオリーナ161に不時着した。そこには労働矯正施設があり、染色体異常とされる犯罪者が服役していた。墜落事故で生き残ったのはリプリーだけだった。EEVの中でフェイスハガーが物影に蠢いているのを囚人の飼い犬が見つけ近づいていく。意識を取り戻したリプリーは、同乗していたニュートとヒックスが死んだことを知り深く悲しむが、事故に不信を抱き、医師のクレメンス(チャールズ・ダンス)にニュートの死体を検死してもらったが異常はなかった。鉛工場の溶鉱炉で2人の死体が火葬された時、工場の片隅で犬の体の中から4本足のエイリアンが出現した。シラミの蔓延のため、囚人たちと同じ様にリプリーも頭髪を刈り取られる。女人禁制の宗教を持つ集団は、ディロン(チャールズ・ダットン)を中心に結束は固かったが、リプリーの出現はそのバランスを崩す。鉄屑置場でアンドロイドのビショップ(ランス・ヘンリクセン)を探しに行ったリプリーは男たちに襲われるが、ディロンの助けもあって身を守ることができた。エイリアンは空気管の中で第一の犠牲者を出した後、地下道で次々と囚人たちを襲う。ビショップの情報でエイリアンの存在を確信したリプリーだったが、監督のハリー(ブライアン・グローヴァー)は取り合わない。病室でクレメンスが、食堂でハリーが襲われ、武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑む。自身の異常を自覚したリプリーは、EEVの体内透視装置を使い、エイリアンの胎児に寄生されていたのを知る。
(出典:MOVIE WALKER https://moviewalker.jp/mv1119/ )
【キャスト】
監督:デビッド・フィンチャー
出演者:シガニー・ウィーバー , チャールズ・S・ダットン ほか