「大地震」1974年

1970年代のパニック映画ブームを代表する作品の一つである。ユニバーサル映画の副社長(当時)のジェニングス・ラングが制作総指揮を務め、脚本は映画『ゴッドファーザー』(1972)の原作者で脚本も手がけたマリオ・プーゾ、制作・監督は『チャンピオン』(1949)の監督マーク・ロブソン。出演は、『ベン・ハー』(1959)他スペクタクル映画に多数出演しているチャールトン・ヘストン、『北京の55日』(1963)でヘストンとも共演した往年の大女優エヴァ・ガードナー、西部劇の長寿テレビシリーズ『ボナンザ』(1959~1973)で主演を務めたローン・グリーンなどのオールスター・キャストであった。

しかし、この映画の第一の呼び物は、”センサラウンド”という地震を疑似体験できる音響効果で、公開当時は大変な評判となり、アカデミー音響賞も受賞するに到った。

作品紹介・キャスト

【ストーリー】
舞台はロサンゼルス。建築会社副社長で建築技師のスチュアート・グラフ(チャールトン・ヘストン)の妻は、社長サム・ロイス(ローン・グリーン)の娘レミー(エヴァ・ガードナー)だったが、二人の関係は冷え切っていた。スチュアートは、事故死した同僚の未亡人で一人息子のいるデニス・マーシャル(ジュヌビエーブ・ブジョルド)を何かと気にかけており、レミーは嫉妬にかられていた。

そんな折、ロサンゼルス一帯を大地震が襲い、高層ビルやハイウェイが倒壊した。

市民は救急診療所の設置された地下駐車場に避難したが、サムは死亡。そこへ余震が襲い、レミーもデニスも生き埋めとなる。

スチュアートは、警官のルー・スレード(ジョージ・ケネディ)と共に救出活動を行うが、ハリウッド・ダムが決壊して濁流が迫る。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【キャスト】 
監督:マーク・ロブソン
出演者:チャールトン・ヘストン , エヴァ・ガードナー ほか

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