「エクソシスト」1974年

20世紀も後半の現代のワシントンで、12歳になる女優の孫に悪魔がとりつき、可憐な少女の肉体から悪魔を追放するために立ち上がった悪魔払い師(エクソシスト)の恐怖の戦いを描く。

製作総指揮はノエル・マーシャル、共同製作はデビッド・サルベン、製作・原作・脚本はウィリアム・ピーター・ブラッティ、監督は「フレンチ・コネクション」のウィリアム・フリードキン。

作品紹介・キャスト

【ストーリー】
北イラクの古代遺跡。アメリカの古生物学者でありカトリックの神学者でもあるメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、発掘中に悪霊バスズの偶像を発見した。吹きすさぶ風の中、灼熱の焔を吹き上げて、今まさに沈まんとする太陽を背に、いつか再びこのバズスと対決することを異様な戦慄と緊迫感のの中で全身に感じていた。ここはワシントンのジョージタウン。ロケのため臨時に借家住まいをしている人気女優クリス(エレン・バースタイン)は屋根裏で響く異様な物音に悩まされていた。初めはネズミの仕業だろうとさほど気にしなかったが、まもなく1人娘のリーガン(リンダ・ブレア)の身に恐るべき事が起こり始めたのだ。それはリーガンの誕生パーティの夜だった。各界の名士を集めたパーティも夜更けてほんの数人になった頃、憑かれたようにリーガンがベッドから起きだして居間へやってくると、客の1人である宇宙飛行士に向かって<おまえは宇宙で死ぬぞ>といってその場に放尿するのだった。数日後の夜、リーガンの悲鳴に寝室にかけ上がったクリスは一瞬わが眼を疑った。リーガンを乗せたベッドが巨大な何者かに揺られているように上下左右に揺れ動いているのだ。近代医学の粋を集めた大病院での検査もいっこうにらちがあかず、たまりかねたクリスは精神科医を訪ねるがその診察中、リーガンはいきなり医師の股間に手を伸ばし、凄まじい勢いで締めあげると「さわるんじゃない!この牝豚は俺のもんだ」と叫んだ。それはまぎれもなく悪魔の声だった。
(出典:MOVIE WALKER https://moviewalker.jp/mv1133/ )

【キャスト】 
監督:ウィリアム・フリードキン
出演者:エレン・バースティン , マックス・フォン・シドー ほか

タイトルとURLをコピーしました