
新田次郎の同名小説(文芸春秋社刊)を「風林火山」の国弘威雄が脚色し、「闇を裂く一発」の村野鐵太郎がメガホンをとった人生もの。
撮影は「栄光への5000キロ」の金宇満司が担当。
台風を克服せよ! 迫り来る大雪崩、吹き荒ぶ暴風雨!富士山頂のレーダー基地建設に命を賭けた男たちのロマン。石原裕次郎と渡哲也が挑んだ、実現不可能と呼ばれたプロジェクト!日本一の富士山の頂上近くに、気象レーダー基地を建設するという無謀なプロジェクトに命を賭けた男たち。石原裕次郎、渡哲也、そして勝新太郎! 日本映画で熱い戦いを繰り広げてきた本物の男が挑む空前絶後のスペクタクル。
作品紹介・キャスト
【ストーリー】
三七七四メートルの富士山頂。ここにレーダーを設置できれば、南方八百キロメートルに近づいた台風をキャッチできる。気象庁側器課長の葛木は台風の被害を少しでも減らすべく、富士山レーダーとりつけに情熱を燃していた。大蔵省へ歩を運ぶこと三年、葛木の夢は実を結ぶこととなった。三菱電機技術部員、梅原もまた技術者の立場から富士山レーダーに情熱をかけ、大成建設の伊石とともに山頂の気圧や地盤について調査していた。建設予算二億四千万円、三菱電機、大成建設による工事が始った。霧の晴れ間を縫って朝吉の率いる荷馬車隊が登って行く。七合八勺までくると荷物は馬から強力にかわって運ばれる。そんな中で辰吉はブルドーザーを運転した。これは馬にのみ頼ってきた朝吉親分を驚かせた。零下三十度、風速は常に二十メートル。酷寒、低気圧の中で梅原らの難作業は続いた。直径九メートル、重量五百キロのドームを基礎台にはめこむ作業は技術陣を緊張させた。人々が固唾をのんで見守る中を加田が操縦するヘリコプターがゆっくり下降、ドームは土台と完全に結合した。壮挙は終った。大自然と闘って据えつけられた気象用レーダーは今、台風の砦となって活動している。
(出典:MOVIE WALKER https://moviewalker.jp/mv19032/ )
【キャスト】
監督:村野鉄太郎
出演者:石原裕次郎 , 山崎努 , 渡哲也 ほか