「アラビアのロレンス」1963年
第一次世界大戦下のアラビアを舞台に、実在した軍人T・E・ロレンスの孤高の戦いを描く戦争スペクタクル巨編。
『大いなる遺産』などの名匠デヴィッド・リーンが監督を務め、イギリス人でありながらアラビアの人々の自由のために戦ったロレンスの勇姿、そして光と闇に包まれた人生を映し出す。
ロレンスを熱演するのは、名優ピーター・オトゥール。砂漠に街を建設して撮影した壮大なスケールの映像や、哲学すら感じさせる奥の深い人間ドラマに圧倒される。
作品紹介・キャスト
【ストーリー】
1914年、第一次世界大戦が勃発し、アラビアはドイツと結んだトルコ帝国の圧政下にあった。英国は、ドイツ連合軍の勢力を分散させるため、稀代の天才戦略家ロレンスをアラビアに派遣する。アラビ王族のファイサル王子の軍事顧問となったロレンスは、ハリト族のリーダー、アリや黄金を探し求めるアウダらとともに、独自のゲリラ戦法を駆使して反乱軍を指揮し、アラブ国民から砂漠の英雄とうたわれるようになる。だが次第に自分が軍上層部に利用されていることを知り、アラブ民族もまた、部族間の対立からロレンスを裏切っていく・・・。
(出典:CINEMORE https://cinemore.jp/jp/erudition/884/)
【キャスト】
監督:デビッド・リーン
出演者:ピーター・オトゥール、アレック・ギネス ほか