「天下を取る」1960年
源氏鶏太の原作小説を、松浦健郎が脚色。
『紅の拳銃』の牛原陽一が監督した石原裕次郎のサラリーマンもの。
入社一日目にして社長の椅子に座った快男子をめぐって展開される、波乱万丈のサラリーマン出世物語。
作品紹介・キャスト
【ストーリー】
東洋物産株式会社では、新入社員たちが尾山人事係長に連れられて、ゾロゾロと社長は出張中でバカデカイ椅子が一つあたりをへいげいしていた。尾山係長が、その無人の椅子に最敬礼をした時、いきなりつかつかと進み出て社長の椅子にどかっと腰掛けた男がいる。大門大太(石原裕次郎)である。そこへ電話が鳴る。バー・湖のユリ子(中原早苗)から社長へ電話がかかってきた。ユリ子は大門を面白がり今晩来るようにと言った。この途方も無い男に周囲は驚き呆れる。尾山係長はこのまま大門を放っておいたら自分の立場が危ういとあって、新入社員のわが娘・沢子(北原三枝)をスパイとして大門につけることにした。しかし、同期入社の亀村兵治(長門裕之)は「こいつこそ天下を取る男」と見込み、大門の参謀になることにする。その夜、大門と亀村は高級バー湖に現れる。そこには東洋財閥の総大将鬼平五左衛門がグラスを傾けていた。大門は自分を売出すには絶好のチャンスだと考えある行動にでるのだが・・・。(Amazon DVD サイトより引用)
【キャスト】
監督:牛原陽一、原作:源氏鶏太、脚本:松浦健郎
出演:石原裕次郎、長門裕之、中原早苗 /北原三枝/滝沢修/小沢昭一/益田喜頓/笹森礼子/金子信雄/藤村有弘ほか