2011年 Jリーグ

J1リーグ
柏レイソル J1昇格1年目で制覇は、Jリーグ史上初の快挙!

順位クラブ名勝点試合得点失点得失
1柏レイソル72342338654223
2名古屋グランパス71342185673631
3ガンバ大阪70342176785127
4ベガルタ仙台563414146392514
5横浜F・マリノス56341681046406
6鹿島アントラーズ5034131110534013
7サンフレッチェ広島50341481252493
8ジュビロ磐田47341381353458
9ヴィッセル神戸4634137144445−1
10清水エスパルス45341112114251−9
11川崎フロンターレ4434135165253−1
12セレッソ大阪4334111013675314
13大宮アルディージャ42341012123848−10
14アルビレックス新潟3934109153846−8
15浦和レッズ3634812143643−7
16ヴァンフォーレ甲府333496194263−21
17アビスパ福岡223464243475−41
18モンテディオ山形213456232364−41

「概要」 東日本大震災の影響による日程延期のため、夏場の中断期間が消滅。平日開催の試合も増え、例年以上に厳しい日程のリーグ戦となった。

開幕後まず最初に飛び出したのは、2年ぶりのJ1復帰となる柏と、震災で大きな被害を受けた仙台だった。前年のJ2を独走で制した柏は、J2での勢いそのままに唯一の開幕3連勝でスタートダッシュに成功すると、一時的に仙台に首位を明け渡した第9節(4試合目)を除き、第4節(16試合目)まで首位をキープする。仙台は、ホームスタジアムのユアテックスタジアム仙台やクラブハウスが大きな損傷を受ける逆境の中、中断明けの第7節(2試合目)で川崎Fに逆転勝利を収めるなど開幕から12試合連続無敗(6勝6分け)を記録し、序盤は上位をキープする。

しかし仙台は第18節(13試合目)で清水に今季初黒星を喫すると、そこから9試合勝ち星無し(4分け5敗)で失速。入れ替わって柏を追ったのが木村和司体制2年目となる横浜FMで、第5節(17試合目)には柏に代わって首位に浮上した。また、序盤は中下位に位置していた名古屋、G大阪の2チームが調子を上げ、名古屋は第12節(7試合目)から第21節まで16試合無敗(11勝5分け)の快進撃を見せ、第21節に首位浮上。G大阪は開幕26試合連続得点かつ開幕18試合連続失点という派手なサッカーながら第16節(11試合目)からの18試合を12勝1敗5分けで急浮上し、第22節から第28節まで首位に立つ。第25節には、4位横浜FMと5位鹿島の勝ち点差は10にまで開き、この時点で優勝争いは柏、横浜FM、名古屋、G大阪の4強に絞られた。

終盤戦に入ると、まずは横浜FMが調子を落とし、優勝争いから脱落した。柏は第29節で首位に復帰すると、以後も取りこぼすことなく順調に勝ち点を重ねていく。しかし名古屋、G大阪も引き離されることなく柏を追走し、優勝争いは2年ぶりに最終節にもつれ込んだ。迎えた最終節、2位の名古屋は新潟に、3位のG大阪は清水にそれぞれ勝利。しかし、自力優勝を決められる立場にあった柏も浦和に快勝し、初優勝を達成した。J1昇格1年目でのリーグ制覇は、Jリーグ史上初の快挙となった。柏、名古屋、G大阪の上位3チームは、それぞれAFCチャンピオンズリーグ2012出場権を獲得。また、優勝した柏は開催国枠でのFIFAクラブワールドカップ2011出場権も獲得した。

下位チームの残留争いでは、福岡、山形の2チームが、開幕から大きく引き離されて17位、18位に低迷した。5年ぶりのJ1復帰となった福岡は開幕9連敗、14試合連続未勝利を喫するなどスタートに大きく躓き、監督交代後も劇的に立て直すまでには至らず、第30節に4試合を残して降格が確定。前年まで2年連続で残留を果たしていた山形も、リーグ最少の23得点と攻撃力不足に苦しみ、第31節に3試合を残して降格が確定した。山形は最後の6試合で6連敗を喫し、福岡にも抜かれての最下位に終わった。

残る1つの降格枠は川崎、新潟、大宮なども交えてもつれたが、終盤に入り浦和と甲府の争いに絞られた。リーグトップの年間予算を誇りながら、開幕から攻守が全く噛み合わなかった浦和は、第29節で降格圏の16位に転落するなど崖っぷちまで追い込まれたが、15位で迎えた第33節で福岡を破り、16位の甲府と勝ち点3差ながらも得失点差で大きく引き離して残留がほぼ確定。最終節では敗れたものの、ギリギリでの残留を果たした。甲府は得点ランキング2位の17得点を挙げたFWハーフナー・マイクを軸に最後まで追いすがったが、一歩及ばず、1年でのJ2再降格となった。

序盤を牽引した仙台は、夏場に入って一時10位まで順位を落としたものの、終盤戦には再び11試合連続無敗を記録し、最終的にクラブ史上最高となる4位に躍進。震災復興の象徴として、大きな旋風を巻き起こした。

2011 ヤマザキナビスコカップ
鹿島アントラーズ 9年ぶり史上最多となる4回目の優勝!

「概要」 8年ぶり2回目の優勝を目指す浦和レッズと9年ぶり4回目の優勝を狙う鹿島アントラーズが対戦した。決勝がこの2チームとなるのは2003年以来8年ぶり3回目であった。Jリーグトップの観客動員を誇る浦和が進出したこともあり、決勝戦のチケットは発売からわずか1時間で完売となった。

試合は終始鹿島が押し気味で進め、後半開始早々の5分に浦和MF山田直輝が退場し一人少なくなったことで猛攻を仕掛けるも、GK加藤順大を中心とした浦和守備陣が集中して守り切り、逆に鹿島も後半35分にDF青木剛が2枚目のイエローで退場となって10人対10人となったこともあり、90分では決着がつかず2年連続の延長戦へ突入。延長戦も組織的な攻撃で押し気味に試合を進めた鹿島が、延長前半終了間際の15分にFWの興梠慎三と田代有三のワンツーパスから流れたボールをFW大迫勇也が右足でダイレクトにゴールを決めてついに先制。このゴールを守りきった鹿島が9年ぶり史上最多となる4回目の優勝を果たした。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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