明治安田生命Jリーグ
鹿島アントラーズが7年ぶりにリーグタイトルを獲得!
| 順位 | クラブ名 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿島アントラーズ | 59 | 34 | 18 | 5 | 11 | 53 | 34 | 19 |
| 2 | 浦和レッズ | 74 | 34 | 23 | 5 | 6 | 61 | 28 | 33 |
| 3 | 川崎フロンターレ | 72 | 34 | 22 | 6 | 6 | 68 | 39 | 29 |
| 4 | ガンバ大阪 | 58 | 34 | 17 | 7 | 10 | 53 | 42 | 11 |
| 5 | 大宮アルディージャ | 56 | 34 | 15 | 11 | 8 | 41 | 36 | 5 |
| 6 | サンフレッチェ広島 | 55 | 34 | 16 | 7 | 11 | 58 | 40 | 18 |
| 7 | ヴィッセル神戸 | 55 | 34 | 16 | 7 | 11 | 56 | 43 | 13 |
| 8 | 柏レイソル | 54 | 34 | 15 | 9 | 10 | 52 | 44 | 8 |
| 9 | FC東京 | 52 | 34 | 15 | 7 | 12 | 39 | 39 | 0 |
| 10 | 横浜F・マリノス | 51 | 34 | 13 | 12 | 9 | 53 | 38 | 15 |
| 11 | サガン鳥栖 | 46 | 34 | 12 | 10 | 12 | 36 | 37 | -1 |
| 12 | ベガルタ仙台 | 43 | 34 | 13 | 4 | 17 | 39 | 48 | -9 |
| 13 | ジュビロ磐田 | 36 | 34 | 8 | 12 | 14 | 37 | 50 | -13 |
| 14 | ヴァンフォーレ甲府 | 31 | 34 | 7 | 10 | 17 | 32 | 58 | -26 |
| 15 | アルビレックス新潟 | 30 | 34 | 8 | 6 | 20 | 33 | 49 | -16 |
| 16 | 名古屋グランパス | 30 | 34 | 7 | 9 | 18 | 38 | 58 | -20 |
| 17 | 湘南ベルマーレ | 27 | 34 | 7 | 6 | 21 | 30 | 56 | -26 |
| 18 | アビスパ福岡 | 19 | 34 | 4 | 7 | 23 | 26 | 66 | -40 |
「概要」 1stステージで主役の座に躍り出たのは川崎であった。風間八宏監督の戦術が守備面にもようやく浸透して2年連続得点王のFW大久保嘉人を中心とした攻撃と上手く融合、メンタル面の波が減少したことで勝ち点を積み重ね、第3節で首位に躍り出ると、一時は浦和とのマッチレースの様相を見せる。第8節の浦和との直接対決には敗れる(これが1stステージ唯一の敗戦であった)ものの、浦和が第12節から5戦未勝利(2分3敗)で首位戦線から後退、第16節の結果次第では川崎が悲願の初タイトルを手にできる状況となった。迎えた第16節、川崎はアウェーで最下位福岡と痛恨のドローで首位から脱落、替わってアウェーで神戸に勝利し5連勝(8戦負け無し=6勝2分)となった鹿島が首位に躍り出る。昨シーズン途中から監督に就任した石井正忠の下で前線からの積極的な守備が浸透し、センターバックの植田直通と昌子源、GK曽ヶ端準を中心とした守備陣が安定した鹿島[34] は最終節、川崎と引き分けた福岡とホームで対戦、2-0で危なげなく下し、鹿島が7年ぶりにリーグタイトルを獲得した。川崎は最終節ホームで大宮を下すも、一歩及ばなかった。
続く2ndステージでも川崎は好調を維持。序盤7試合負け無し(6勝1分)で同じく負け無しの浦和(6勝1分)・横浜FM(4勝3分)とリーグを牽引する。川崎は第8節で鳥栖に17試合振りの黒星を喫し首位から転落するが、続く第9節の浦和との直接対決を制し首位に再浮上する。しかし川崎はここから勝ち負けを繰り返してなかなか波に乗れず、逆に浦和は第10節の神戸戦に敗れたもののそこから連勝を重ねて第12節で首位を奪回。そのまま第16節磐田戦で6連勝を飾ってステージ優勝を決めた。川崎は終盤8節を4勝4敗で終え、第8節以降の10試合を8勝1分1敗とした神戸にも上回られステージ3位。年間勝ち点でも最終節引き分けで勝ち点を上積みした浦和の後塵を拝し2位でチャンピオンシップに臨むことになった。
一方、年間勝ち点で争われる残留争いは、J1仕様の戦力に整えることが出来ず、1stステージ第3節以降年間最下位を抜け出せなかった福岡が2ndステージ第14節の敗戦で年間16位以降が決まり降格が決定。翌第15節には、主力の大量移籍とけが人の続出で戦力が整わず、2ndステージ第3節から10連敗を含め13戦未勝利(2分11敗)となった湘南の年間16位以降が決まり降格が決定する。残る1つは最終節を前に勝ち点3差の中にひしめく磐田・甲府・新潟・名古屋の4チームで3枠のJ1残留を争う激しい展開となった。
迎えた最終節、13位磐田はアウェイで仙台に勝利し自力でJ1残留を決定。14位甲府はホームで鳥栖に0-1で敗れ、自力では残留を決めることが出来ずに、勝ち点差1で迫る15位新潟と16位名古屋の結果次第となった。その新潟はホームで広島と、名古屋はホームで湘南と対戦。開始早々名古屋が湘南MF山田直輝のミドルシュートで先制されると37分には湘南FW高山薫に2点目を決められ、きわめて苦しい状況に陥る。後半に入って、名古屋はFWシモビッチのPKで1点を返すもその10分後には名古屋DF田中マルクス闘莉王からボールを奪った湘南MF山田のこの日2点目で1-3となる。一方、試合前の時点で名古屋と得失点差で3上回る新潟は21分に広島FWピーター・ウタカに先制されるも、名古屋の試合展開を踏まえたベンチの指示もあって失点をこれ以上増やさない消極的な試合運びに終始する。結果、新潟は0-1で敗れるが、名古屋が1-3で敗れたため残留が確定。甲府も残留が決まった。一方名古屋は、クラブ史上初(オリジナル10としては7クラブ目)のJ2降格となった。
2016 YBCルヴァンカップ
浦和レッズ9年ぶりのタイトル獲得、YBCルヴァンカップとしての初代王者!

「概要」
決勝に駒を進めたのは、2014年から3年連続で決勝進出を果たし、2年ぶり3回目の優勝を目指すG大阪と、2013年以来3年ぶりの決勝進出を決め、2003年以来13年ぶり2回目の優勝を目指す浦和の2チーム。Jリーグカップ決勝では初対戦となる両チームの対戦は今季1勝1敗だが、決勝2週間前の10月1日に行われたリーグ戦では、浦和がホームでG大阪に4-0で大勝しており、G大阪にとってはその雪辱を期す試合となる。一方浦和にとっても、前年(2015年)にゼロックス杯、チャンピオンシップ準決勝、天皇杯決勝の全てでG大阪に敗れており、こちらも雪辱を期すまさに「因縁の対決」となった。
G大阪は対浦和戦6試合で4ゴールのFWパトリックが決勝直前に負傷離脱、浦和もMF梅崎司が負傷離脱するなど、お互いに一部の主力を欠いての対戦となった。
序盤は一進一退の攻防が続く中、17分にG大阪MF遠藤保仁の敵陣からの縦パスをセンターライン付近で受けたFWアデミウソンが反転して一気にドリブルで攻め上がり、浦和DF陣を振り切って浦和GK西川周作との1対1を冷静に決めてG大阪が先制。その後は再び一進一退の攻防が続き、そのまま1-0で前半を折り返す。
追いかける展開となった浦和は後半にかけて圧力を強め、ゴール前に再三迫るシーンを作り出すがG大阪の守備ブロックの前に得点を挙げることが出来ない。迎えた76分、浦和はMF高木俊幸に替えてFW李忠成を投入。すると、交代直後の最初のプレーとなるMF柏木陽介の放ったコーナーキックをゴール前の相手DFの裏に回り込んだ李がヘディングでゴールにたたき込み、浦和が同点に追いつく。なお浦和はヤマザキナビスコカップ時代の2003年決勝で87分からノーゴールが13年越しに続いていた為、Jリーグカップ決勝の連続無得点時間を歴代最長の408分[18]で止めた事になる。その後はスコアは動かず、1-1で延長戦に突入する。
延長戦は101分、浦和はMF関根貴大のクロスからFW李がフリーで合わせるも枠外。後半終了間際には途中出場のG大阪FW呉屋大翔のシュートがポストにはじかれ、そのままゴールラインを割るかと思われたが、浦和DF森脇良太の必死のクリアで勝ち越しとはならず、そのまま延長戦も終了。2005年大会以来11年ぶりにPK戦での決着となった。
迎えたPK戦、両チームとも3人目までは全員決め、G大阪の4人目は自らキッカーを志願したFW呉屋。ゴールほぼ正面に蹴り込むが、浦和GK西川は動かずこれを右足で止める。この後5人目までPKを決めた浦和が13年ぶり2回目の優勝を果たし、YBCルヴァンカップとしての初代王者となった。浦和が国内三大タイトルを獲得したのは、2006年の天皇杯で、奇しくも決勝で今回と同様にG大阪に勝利して以来10年ぶり、国際タイトルを含めると2007年のACL以来実に9年ぶりのタイトル獲得となった。また、ミハイロ・ペトロヴィッチにとっては、6年間指揮していた広島時代を含め、来日11年目にして初の国内三大タイトル獲得となった。
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