2020年NHK連続テレビ小説「エール」 日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服店に生まれた古山裕一は、取り柄がない子どもだと思われていたが、音楽に出会うと独学で作曲の才能を開花させてゆく。青年になった裕一は家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募し、上位入賞。それをきっかけに、裕一は歌手を目指しているという女学生と知り合う。福島と豊橋―遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会った二人は結婚。上京すると二人は、戦前・戦中・戦後を生き抜き、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく。