2019年NHK連続テレビ小説「なつぞら」 大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う奥原なつ。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男にひとり引き取られ、北海道・十勝に移り住むことになったなつは、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民一世である剛男の義父・泰樹(たいじゅ)から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後に上京し、アニメ業界に飛び込むと、画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中の生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していくことに。日本アニメの草創期をまっすぐに生きた、なつの夢と冒険、愛と感動の物語。